グッドフェローズSTAFF日記　人形ではないんです。

--------

スポンサーサイト

上記の広告は１ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2011-02-21

人形ではないんです。

古くは、ダッチワイフと言ってましたが、ダッチって言葉はオランダを馬鹿にした言葉なんで、国際社会ではごく普通に『sex　doll（セックス・ドール）』と呼ばれています。

一番手ごろな価格で販売されているのは、風船式といわれるものです。
どんなのかというと、人体の形をした、ビニール風船またはビニール製の浮き輪のような、空気を入れて膨らませる簡易式の物です。昔からある古典的なものですね。

造作はお世辞にも、リアルだのかわいいだの言えるレベルではないですね。
しかし不思議なことに、添い寝してもらったり、部屋で留守番をしてもらい、会社から帰ってからの「ただいま」と声掛けをしたりしていると、愛着が湧いてきたりするんですよね。
リアルでないことが想像力を掻き立ててくれて、顔のある部分には、まだ見ぬリアルな恋人の顔が『創造』できたりするんです。
そのうちに名前も付けちゃいます。もっと正確にいえば、自分が付けるのではなくて、彼女（ドール）が本来持っていた名前を見つけ出して、彼女に再確認してもらうような感じです。

勝手に『りこ』とか付けても彼女（ドール）は応えてくれません。
テレビを見るのにひざまくらをしてもらったり、男泣きしたいときに抱きつかせてもらったりしてる間にですね、彼女（ドール）の持つ本当の名前がみつかるんです。
一緒に生活すれば気心が知れてくるからなんでしょうか？なんか、そういうものです。

昔のことをいろいろと思い出させてくれた作品はこちら
↓　↓